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INTRODUCTION
- About Project:DestinErrance -
これは、消えたい夜を越えるための
偶像 -アイドル-の物語。
変わらない日常を過ごす少女たちのもとに
「少女のための王国」を謳う
"仮想世界nixie"への招待状が届く
現実世界と見紛うほどの精巧な街並み
自由に設計できる理想のアバター
願えばなんでも叶うような
夢の世界を謳歌していた少女たちだが──
突如として下された、理想郷からの追放宣告
それと同時に幕を開けたのは
仮想世界へのアクセス権を賭けた
視聴者投票型アイドルオーディションだった
夢や理想を叶えるため 唯一の居場所を守るため
自由を手に入れるため 現実から逃げ出すため
それぞれの理由を胸に秘め
オーディションへの参加を決めた少女たちは
出会いと別れ、衝突と対話を繰り返すなかで
これまで目を背けていたものに向き合う覚悟を決める
「残念ながら、物事には必ず終わりが存在する」
「自分に向き合う」
私たちは、自分を見ようとして、鏡を見ている。
他者を見るように、自分そのものを見ることはできない。
それでも私たちは、不可知な自己を抱えたまま、
自分自身として生きていかなければならない。
「相手に向き合う」
私たちは、他者の心を直接覗けない。
相手の真意が分からない。
自分に見せる姿は全部、嘘かもしれない。
それでも、あなたを理解したい。
一緒に生きていきたいから。
あなたに生きていてほしいから。
